19世紀は、大航海時代となり、世界が結びつき、文化・芸術・思想・産業・政治と全てが激動の時代でした。

歴史をひもとくだけでも、多くの著名人が各国でこの時代に活躍しています。

またこの時代に、世界最高のマエストロによって作られた、本物のアンテークビーズです。

　 こんな時代でした。 産業革命前は、ヨーロッパにも多くの王国があり、世界中ほとんどが、王政で数多くの王様が国を統治しておりました。 日本は、江戸後期です。(日本は、天皇がいて政治を幕府が行っていました。）

　19世紀の世界の中心は、大英帝国（イギリス）を初めとする、ヨーロッパ各国でした。　イギリス・フランス・ドイツは、アフリカとアジアに植民地をもち、世界中を陣取り合戦していた時代です。 　そのような時代が、大きく変わり始めます。イギリスで興った産業革命とフランスで興ったフランス革命です。 西欧では、工業化と自由主義とナショナリズムが広がり、19世紀初頭のナポレオンの興亡や反動的なウィーン体制、数々の市民革命の勃発の後、ナショナリズムの高揚によりドイツ、イタリアなどの新たな統一された強力な国家が登場します。 日本も、多くの若者が、影響を受け明治維新を達成し、江戸幕府が崩壊し、明治政府が発足します。

大英帝国(イギリス）は、工業化が一気に進み生産力の増大で、巨大な経済力と軍事力で世界の覇権を握り、イギリスを中心とした国際経済体制に世界を築きました。 　それに続くように、　19世紀中頃に、ドイツ、フランス、アメリカ合衆国は産業革命をなしとげました。 ドイツは、産業革命によりドイツ帝国が統一し、重化学工業分野の成長が著しく、力を付けていきます。 フランスは、フランス革命で立憲王政から共和制に移行し、アフリカ、アジア諸国の植民地化に今まで以上にのりだします。 アメリカは、南北戦争をへて、19世紀の末期には莫大な資源でイギリスの覇権を脅かします。 これにより19世紀末には列強の植民地争奪競争がおこなわれ、日本も自国と守るため・欧米のアジア進出を阻むため、日清戦争、日露戦争などを通じ、世界的な植民地争奪競争に参加していきます。

　そのような時代は、裏を返せば、インドを含むアジア、アフリカにとっては苦渋の時代であり、中国（清帝国）はアヘン戦争の敗北により、イギリス・フランス・ドイツの植民地化します。　19世紀末には、近代化に成功した日本やタイ王国などの一部の国以外は、西欧列強の植民地にされるか、強い影響下におかれました。

ヨーロッパ各国と間で、いろんな物が流通しました。高価な家具やガラス製品が、金・銀・象牙・香辛料等と交換されました。 その中に、多くのビーズが貨幣の代わりに、宝石の代わりにめずらしい奇跡の玉として、流通しました。

その、ガラス加工技術は、イタリア　ヴェネチアを筆頭にすばらしいものでした。この時代、ピカソを初め多くの芸術家とコラボしたガラス職人も多く、優れた技術と芸術性に富んでいます。小さな1粒のビーズに、当時にマエストロの技術と魂がこもった一品です。激動の時代を100年以上もくぐり抜けてきた、アンテークビーズを、身に付け時代のロマンに浸ってください。小さな巨人の、ビーズ達をお届けいたします。